表側矯正について
表側矯正とは
表側矯正は最も歴史が長く、汎用性が高い治療法です。ブラケット装置にはメタルブラケットと審美ブラケットがあり、当院では目立たない審美ブラケットを標準使用しております。審美ブラケットにはセラミック製とプラスチック製がございます。
近年ではブラケットだけでなくワイヤーや結紮線も白くなり、以前より目立たなくなっています。
表側矯正のメリット・デメリット
メリット
- 汎用性が高く多数の症例に対応可能
矯正治療の基本的な手法であるため、歯の移動をスムーズにコントロールすることが可能です。
また裏側矯正と比べると診療時間を短くすることができます。 - 自分で確認しながらブラッシング
できる
矯正装置と歯の隙間に汚れが付着するため、ブラッシングがより重要になってきます。
表側矯正なら矯正装置を自分の目で確認できます。磨き残しを減らせるでしょう。 - 治療費を抑えられる
最も一般的な治療方法ですから、他の方法と比較すると治療費や処置料を抑えられます。
デメリット
- 矯正治療であることを
気づかれやすい
表側に装置を付けますので治療中であることに気づかれることが多いです。しかし近年は白いブラケットだけでなく、ワイヤーも白くコーティングされており、装置が目立ちにくくなっています。 - 後戻りの可能性がある
歯には元の場所に戻ろうとする性質があります。そのため、せっかくキレイに並んでも、何もしなければ元の歯並びに戻ってしまう可能性があります。後戻りを防ぐために、しっかり保定装置をつけて定期的に検診を受けましょう。
矯正相談受付中!
ご予約は以下のバナーをクリック!
表側矯正の流れについて
1初診矯正相談(約1時間)
ご予約矯正治療に関するご説明をする機会になります。患者さまから主訴(気になっているところ、改善したいところ)をお伺いし、現状の歯並びをチェックしたうえで、概ねの治療方法や料金、期間について説明いたします。
矯正治療に対する不安なことやご不明な点を解消していただきます。お口の中の写真撮影、必要であればレントゲン写真の撮影を行います。
2精密検査(1時間)
初診時は問診表の記入、患者さまの登録などございますので、10〜15分程度お早めにご来院ください。
ご来院いただきましたら、受診の手続きをいたします。
検査結果をもとに、治療費用・治療期間など丁寧にご説明いたします。少しでもご不明な点がございましたら、お気軽にご相談ください。
3診断説明(30分)
検査結果をもとに、治療費用・治療期間などを丁寧にご説明いたします。少しでもご不明な点がございましたら、お気軽にご相談ください。
無理に治療を進めることはありません。
当院では患者さまへ丁寧な治療説明を行い、治療内容にご納得いただいたうえで部分矯正治療を開始いたします。
4矯正開始〜矯正終了まで
矯正期間中は3〜4週間に一度、装置調整のため医院へお越しいただきます。
通院の内容
- 治療経過の確認
- 矯正装置の微調整
- 歯のクリーニング
※先に虫歯治療、親知らずの抜歯(抜く必要がある人のみ)が必要な場合は、治療が完了してから矯正治療を開始します。
5矯正終了後
メインテナンス(1〜3ヶ月に1回程度)
矯正終了後も定期的なメインテナンスを行うことで、後戻り・虫歯・歯周病の予防をおこないます。
生涯患者さまご自身の歯で生活いただけるようサポートいたします。
後戻り防止の保定装置
歯列矯正をした直後はまだ歯が固定しておらず、治療前の状態へと後戻りしやすいため、矯正治療後は「保定装置:リテーナー」をご使用いただきます。